0乗の行動学

お金には質がある


不労大家が大家業を駆逐する

投資や節税のために業界に参入して来た新興大家は、家主であっても大家ではなく、金融業者です。銀行や大手不動産会社が後方支援し、業界は大家不在に変質している。金融業は大が小に勝つようになっている。


個性(実体)を失うと全体に飲み込まれる!

お金に質を求めない金融業のような捉え方で不労大家を決め込んでいると事業環境が激変した時、マーケティング力がないために、ソフトランディングが出来ず、結局は、大資本に飲み込まれてしまう。これが不動産ビジネスの清算のされ方です。

大家さんは、賃貸の現場で仕事をすることで個性を発揮できていたものを、仕事を業者に振ったことで仕事の実体を失いました。この外注経営は、大資本と同じ経営手法を強いられます。不動産投資はお金に質を求めない金融の世界です。金融の世界は、大資本には敵わない。小は大に飲み込まれてしまうものです。


グレーゾーンをクリアにする

大家ネットを立ち上げるキッカケとなったのは、10年前、追い出しが社会問題となり、ああ!これで、アパート業界、再編成が起こる!直感的にそう思いました。この追い出し騒動が起こる以前に、借金の取立ての仕方が社会問題となり、消費者金融の業界が再編成を余儀なくされました。グレーゾーンをクリアにする法律ができ、過去にさかのぼり、過払い金の返還をする。これにより、倒産したり、銀行に、吸収合併されたりしました。

このグレーゾーン、アパート賃貸にもあります。お分かりかと思いますが入居費用です。保証人を立てながらも,なお、かつ、様々な名目で家賃の何ヶ月分ものお金を、前払いしなければなりません。これに明快なルールはありません。まさしくグレーゾーンです。これをクリアにしろという法律ができれば、賃貸のあり方がガラッと変わります。

また、不在家主は、国民の生活インフラの社会的責任を十分取れないと言う理由から、賃貸業務はできないと言う法律ができるかもしれません。大家さんが店子である入居者の名前や顔を知らないでいること自体が大家業を放棄しているものと言えます。アパート賃貸業は、アパート投資、証券化が示すように、限りなく金融業に近づいています。しかし、法律は、家賃に消費税を課さないように、生活インフラを提供する社会事業と位置づけています。法律の精神が入居者寄りにあります。劇的な法改定には至っていませんが、国民が大家さんに求めているものは、生活インフラに対する責任です。今は被害者ぶっていますが、孤独死を引き起こすような大家には業務上過失致死罪が問われる時代も来るのではないでしょうか?


投資と運用

確かに、にわか投資家はいます。代表格がサラリーマン大家です。銀行は、サラリーマンにその地位、属性に対して融資をします。事業計画にというよりは年収サラリーに対しての貸付です。これで不動産物件を買付け、賃貸管理会社に業務を一任し、家主となって不労所得を得るのがサラリーマン大家です。家主ではあっても、大家になるのではなく、入居者を見守るなどの社会的労務はしません。

実際、銀行と不動産会社の間でサラリーマン大家を誕生させ、不動産のキャッチボールをしています。このボールから多くのにわか投資家が振り落とします。借金で投資をしている限り、投資家に勝算はありません。運用ノウハウもない不在家主が、不動産経営ができる分けがありません。このにわか投資家の破綻が、不動産会社と銀行の儲かる組みとなっています。結局は、大資本に飲み込まれてしまいます。

不動産は、大抵買った瞬間に値段が下がって同じ値段では売れません。サラリーマン大家は、この評価損を背負ってビジネスを始めることになります。これが不動産投資のリスクの始まりです。専業大家でも難しい経営に、何も経営手段を持たないサラリーマンに勝算があるのか?余程ラッキーな要素が重ならない限り、長期的な展望は見えて来ません。


自己破産する家主が増加
業者にカモにされた医者や外資系サラリーマン

金融緩和で融資条件が緩くなり、新たに不動産投資を始めたサラリーマンが条件の悪い物件を購入し、破産する問題が浮上している。共通するのは、医者や外資系企業勤務者など高所得者だ。その裏で、金融機関と不動産会社の癒着や、悪質なコンサルティング会社も暗躍している。大家さんはいい加減、アパート建設業者に騙された!とか言ってないで、自分の無知、勉強不足を恥じた方がいい。そもそも消費者じゃなくて事業者なんだから、言い訳はできない。(全国賃貸住宅新聞)


仲介手数料と家賃

不動産投資セミナーには必ず、成功者がサクセスストーリを語ります。誰にでも出来そうな錯覚を覚えさせます。人は、働かなくてもお金が入る話にめり込むものです。ネットワークビジネスの勧誘も情報商材のアフリエイトの集客も同じように主催者が儲かるように仕組んだ商法です。不動産投資は、不動産会社が仲介手数料を得るためもので、決して、売った物件に事業保証は付けていません。


グレーゾーンとリスク

この不在家主、不労大家と言えるかもしれませんが、法律的に、あるいは社会通念的にグレーゾーンと言えます。これは副業。会社員であれば内規に、公務員であれば限りなく法規に抵触します。公務員の不動産経営は民業を圧迫します。不労大家が専業大家の客を奪っています。限りなくレッドゾーンです。

取立て、追い出し行為がもっと社会問題化すると規制の対象になります。裁判沙汰になると家主の身分が明かされます。公になれば失職する恐れもあります。税務申告にもグレーゾーンを残します。生活インフラの責任も取れません。借金体質、低金利がいつまで続くのか?サラリーマン大家は多重のリスクを負っています。


金融庁・日銀、アパートローンの監視強化 過剰供給リスクで

金融機関による個人の貸し家業向け貸出(アパートローン)の急増に対し、金融庁・日銀が監視を強めている。相続税対策や超低金利を背景に、貸家の建設・取得需要が増大。空室率の上昇など供給過剰感が出始めたためだ。(2017.04)


 客付けのできる大家 →大家さん募集 大家は事業家!


大家ネット構想 Step_1 ホームページ大家  Step_2 ネットワーク大家  Step_3 ソーシャルネットワーク大家


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 大家ネットは、(有)産広シーアールが運営しています。当社は、不動産会社ではありません。大家でもありません。成果報酬を請求するネット商社でも営業代行会社でもありません。広告会社です。まだ、大家さんは,インターネットの醍醐味を知らないでいます。大家さんに、ホームページで大家宣言すると、自分で集客できるんだ!と言う”驚きと喜び”を味わっていただきたい。そして、大家さんひとり一人がホームページを持ち、ネットワークを組み、共同受注、相互客付けのできる大家仲間を作っていただきたい。これを実効するメソッドが大家ネットです。情報時代は、「知っているか、知らないか、やるか、やらないか」の差が、時間と共に、決定的な違いとなって現われます。

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