木うす職人 長野県安曇野市堀金 小林 健男
『欅(ケヤキ)餅つき臼』
常念岳を眺める美しい安曇野の里
欅(ケヤキ)餅つき臼と杵 木工家具、工芸 製造販売小林木工所
〒399-8211 長野県安曇野市堀金烏川3640-4
電話&FAX0263-72-2944
木心をいかに生かすか!
うすづくりは小林健男さん宅の敷地でコツコツと臼を造る音が響く・・・。10月中旬から1月下旬にかけて、1年のうち、うすづくりで最も忙しい季節。もちつきを前に注文がどんどんさばかれる。県内で数多く製造しているのは私のところだけという。サラリーマンから転身して、以来この道一筋。どっしりとした重みと、木のもつ温もりが伝わるうすをつくる。
使うほど木の良さが出てくるのが特徴。もちろんついたもちには格別の味わいがあります。注文は全国、海外からも、手づくりのよさがうけているようだ。
そしてシーズン以外は、黒柿、ケヤキ主体の家具づくりに追われる。
▲青空の下で、うすを造る音が透明な空気に響く
丸山祥司(撮影)
樹の使い方が・もの造りの基本
ケヤキの原木 黒柿
神代欅 千年以上も土の中に埋蔵
「最初から最後まですべての工程を自分で考え、手を掛けることに何か魅力を感じます。
原木は樹齢150年前後のケヤキが主体で、県内各地をまわって購入。毎月開かれる木材市に出かけて適材を確保する。
原木は、切ってから2年あまり丸太で乾燥させる。そして、輪切りにはじまり、大まかな粗彫りから仕上げまですべて手作業。
小林さん一人では製造がまにあわず職人の手を借りて集中的に作業がすすめられる。臼に個性が出るように心がけ、完成した臼は、いつも笑っているように仕上げます。
平均的なうすは3升〜5升で、外径が45〜60センチ、深さ20センチ余り、高さ50センチほどで、10〜15万円前後。
最近は、自治体、ホテル、学校、保育園などからも、注文が多いそうだ。
〜お祝い〜
丸山祥司(撮影)
丸山祥司(撮影)
一度枯れてしまった木にもう一度、花を咲かせるのが小林さん。それには何より木を大切にするという。
原木の年輪と木目を見ていると、その木がどんな環境で育ったものであろうか想像することができたり、長い歴史や木のもつあたたかさが伝わってくるようで、ほっと落ち着くんですよ」
私はこれまで数え切れないほどのケヤキと向かい合い、臼を製作してきました。時を見て、自分の作った臼がどのように使われているか、全国を回り見てみたいと思っています。
尚、小林さんは実際使ってみた人のその意見を大切に取り入れ、工夫をしてまた、ひとつのステップとする。それは直接注文を受ける小林さんならではの、お客さんとの素敵なコミュニケーションだ。
「仕事をしながら見る常念岳も素晴しく、ここに生まれてよかったと感じますね。」と言う小林さんは、愛するこの安曇野堀金で「体力が続く限り頑張ります。」と目を輝かせる。
瑞祥龍
瑞祥とは、めでたいことがおこす吉兆である。極寒風雪に耐え、何百年という歳月の年輪を刻んだ欅(ケヤキ)の臼の根元のから伝わってくる印象は「龍」である。この臼は、餅をつく度にめでたいことがおこる龍の臼である。日本の伝統文化を伝える威風堂々とした格調高い風格は、まさに日本一の臼である。
吉日 木工師 小林健男
黒柿のちゃぶ台
めったにない大きさを生かして、長年の経験とセンスで、一枚板で仕上げた。これだけの貴重な黒柿は全国でも数少ない。又、黒い紋様は条件が揃わないと現れない。白木のままで一生を終えるのがほとんどです。
最近、テレビで紹介された番組
・そこ知り 坂東リサーチ
・ゆうゆう散歩(加山雄三)
・サンディーモーニング
・和風総本家
・栄養と料理 2014.1月号
・ガバナンス 2015.1月号
各テレビ局の取材に協力し、ニュース等でも放映されました。
☆餅と祭り
表児の米の由来 (福井県指定 無形民俗文化財)布久漏神社秋季例祭 「今搗つ米は百姓の涙米・・・」と唄に合わせて玄米を搗つ。6人搗、8人搗、10人搗
、12人搗の搗ち方があり、その技は古より、伝承されている。
平成12年奉納けやき手造り家具
家具は工房で展示してあります。
餅つき臼、きね(杵) 家具 製造直販
小林木工所 小林健男
長野県安曇野市堀金烏川3640-4
電話&FAX0263-72-2944
〜others〜
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